「外環道の早期完成」石井国交相に訴える 建設促進議員連盟と整備促進連絡会議


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東京都議会外かく環状道路建設促進議員連盟(会長=中嶋義雄東京都議会議員)は昨年12月14日、国土交通省の石井啓一大臣を訪問し、東京外かく環状道路の早期完成に向けた要望活動を実施した。


要望では、関越道から東名高速までの区間の早期開通に向け18年度予算の確保、用地取得が遅れている青梅街道ICの用地取得について、国と都で連携し着実に取り組むこと、東名高速から湾岸道路までの全区間について早期に計画の具体化を図ることなどを訴えた。


また同日は、東京商工会議所をはじめとする都内8商工会議所、商工会連合会、交通運輸・商業・観光関係など都内15団体で構成する「東京外かく環状道路(関越道~湾岸道路)整備促進連絡会議(事務局=東京商工会議所)も石井大臣に対し同様の要望を実施。昨年11月20日開催の連絡会議で採択した決議に基づき、関越道~東名高速までの早期開通や、東名高速~湾岸道路までの早期計画の具体化を訴えた。


石井大臣は、関越・東名間の地下40㍍より深い大深度地下空間を活用した初めての大深度のシールドトンネル工事にふれ、「安全をしっかり確保していく。青梅街道IC付近の用地については、東京都と連携していく」と述べ、東名以南については、「首都圏三環状道路の最後の箇所。第3回の計画検討協議会をできれば年内に開催し、具体化に向けた検討を進めていきたい」と対応した。

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