福井県敦賀市、ＮＥＸＣＯ中日本金沢支社は、舞鶴若狭自動車道初のスマートＩＣであるとともに、福井県内の高速道路で初めての本線直結型スマートＩＣとなる「敦賀南スマートＩＣ」（福井県敦賀市長谷）を、３月25日午後３時に開通する。
敦賀南スマートＩＣが設置される舞鶴若狭自動車道・若狭美浜ＩＣ～敦賀ＪＣＴ間は、14・１㌔と間隔が広くなっていたが、敦賀南スマートＩＣの開通により、若狭美浜ＩＣから同スマートＩＣ間が６・３㌔、同スマートＩＣから敦賀ＪＣＴ間が７・８㌔と、高速道路へのアクセス機能が強化される。
敦賀南スマートＩＣは、12年４月連結許可、15年３月より工事着手。事業費は約25億円。福井、小浜両方向、24時間利用可能。同スマートＩＣ～舞鶴東ＩＣ間（68・１㌔）の通常通行料金は、普通車１９７０円、大型車３１５０円。
舞鶴若狭自動車道に新たに敦賀市への玄関口ができることで市外からのアクセス性が向上し、観光や産業の振興による地域の活性化や、幹線道路の混雑緩和のほか、福井市や小浜市にある高度医療施設へ短時間で搬送可能となるなどの効果が期待される。
