[caption id="attachment_14227" align="alignleft" width="300"] 県内女性の会10団体、鋼の知事ら関係者約120人が参加し、道路整備の重要性について交流・連携を図った[/caption]
宮崎県内の女性の会10団体が一堂に会す「みやざきの道づくりを考える女性の会交流会」が11月25日、日向市のホテルベルフォート日向で開催された。主催は道づくりを考える日向・門川女性の会(田原千春会長)、道づくりを考える都農女性の会(吉川辰子会長)。
交流会には、県内女性の会10団体や河野俊嗣宮崎県知事、十屋幸平日向市長など関係者約120人が参加。東九州自動車道や九州中央自動車道の整備促進に向けた各地域の思いや活動を発信し、交流、連携を図った。
主催者を代表し、田原会長は「私たち女性の会もピンクの法被と共に早19年目。『つなげよう命のみち、活かそう希望のみち』をモットーに、今後も両道の1日も早い全面開通を願い要望活動を実施していく」と挨拶。開催地歓迎挨拶で十屋日向市長は「東九州道は県内供用率83%のほとんどが暫定2車線、九州中央道は県内供用率が34%と未開通区間が多く残っている状況である。今後も道路整備に向け、あらゆる活動の展開を期待する」と述べた。
河野知事は女性の会の力強い後押しに謝辞を述べ、「皆さまと力を合わせ、宮崎のミッシングリンク解消に向け取り組んでいく。この交流会で九州の道路整備の重要性について共有したい」と力を込めた。
交流会第1部では、宮崎県防災士ネットワークの西村経治日向東臼杵支部長が「災害大国日本」、日向地区建設業協会の黒木繁人会長が「経営者・と・道」をテーマに基調講演を行った。
続く女性の会10団体による意見発表では、吉川会長が「東九州道の日南、串間市の未開通区間が全線開通するまで、日南、串間市両女性の会は共にある。国への熱心な提言活動が早期開通につながることを信じている」などと述べ、各女性の会は関係機関への要望や沿道の花壇植栽・美化活動への参加など、道路への熱い思いを報告発表した。