ミッシングリンクの早期解消、4車線化を 全高速11月27日に官邸、国交省、財務省、与党に特別要望 道路予算確保を要請

23年度政府予算案の編成が大詰めを迎える中、全国高速道路建設協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)は11月27日、政府与党への特別要望を実施した。激甚化・頻発化する自然災害による脅威と、コロナ禍で疲弊した地域経済の復興等に対応していくため、高規格道路のミッシングリンクの早期解消や暫定2車線区間の4車線化など機能強化は喫緊の課題となっている。このため特別要望では、道路関係予算の拡大、新たな財源の創設等を政府与党へ求めた。


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森屋副長官にミッシングリンクの状況を説明する河野会長(右)

河野俊嗣会長は森屋宏内閣官房副長官、加藤竜祥国土交通大臣政務官、田村憲久自民党政調会長代行、尾﨑輝宏財務省主計官と面談、要望書を手交した。

河野会長は「国内投資拡大や生産性の向上など、経済成長に貢献する高規格道路は繋がってこそ大きな効果を発揮する」として、全国で約200区間ある高規格道路のミッシングリンクの状況を説明。「ミッシングリンクの早期解消が地方の総意。激甚化、頻発化する災害時にも機能する強靱なネットワークを構築するため、暫定2車線区間の4車線化など機能強化も推進していただきたい」と訴えた。

また、「適切な管理や機能強化のため安定的に財源の確保が必要」とした河野会長は、有料区間の料金徴収期間の延長による財源を活用した更新事業や機能強化の着実な推進とともに、無料区間の維持管理を確実に実施するため、有料制度の活用など安定的な財源確保の検討も求めた。


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田村自民党政調会長代行に要望書を手交

これに対し、森屋官房副長官は「人流、物流を支える強靱なネットワークとなる高規格道路が繋がる効果は大きい。暫定2車線区間の4車線化も含め、進めていかなければならない」とした上で、「今回、頂戴した要望項目は政府でも共有していく」と理解を示した。

また、田村自民党政調会長代行は「高規格道路のネットワーク化、4車線化は防災・減災、経済成長のためにも進めていく」、加藤政務官は「国土強靱化5か年加速化対策後も中長期的に財源確保が出来るよう、議論を深めていく」等と応じた。

■全高速要望書(PDF)

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