三重県 北勢・中勢地域道路整備求めて国交省へ要望活動

[caption id="attachment_4636" align="alignleft" width="300" caption="石川道路局長に要望書を手交する三重県の要望団"][/caption]

三重県は1月24日、国土交通省を訪れ、三重県北勢・中勢地域道路整備に関する要望活動を実施した。

三重県選出国会議員の自民党の川崎二郎、島田佳和両衆院議員、公明党の中川康洋衆院議員が同行し、水谷優兆県土整備部長らが、森昌文技監、石川雄一道路局長へ要望書を手交。

川崎議員らは、「三重県の北勢・中勢地域には、日本経済を牽引する中部圏のものづくり産業が集積し、多くの労働力がある地域。17年度には新名神高速道路と四日市港をダイレクトにつなぐ霞4号線が完成し、翌年度には三重県内の新名神高速道路が完成する。さらに東海環状道で岐阜方面などともネットワークすることが必要である」と述べた。

また、東名阪道や国道1号、23号で著しい渋滞が発生し、経済活動の支障になっていることから、幹線道路等の整備が不可欠であるとし、▽東海環状道の早期全線整備のための予算確保とともに、大安IC~北勢IC間の早期開通見通しの公表、北勢IC以北の整備促進▽北勢バイパスの早期全線開通のための予算確保と、市道日永八郷線~国道477号間の開通見通しの公表▽鈴鹿四日市道路の17年度新規事業化を要望した。森技監は「三重県北勢・中勢地域産業の生産性向上のため、渋滞解消できるよう取り組んでいかなければならない」と述べた。

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