[caption id="attachment_2581" align="alignleft" width="300" caption="県警パトカーを先頭に車両パレード"][/caption]
国土交通省仙台河川国道事務所は4日午前11時から、県道石巻女川インター線内(宮城県石巻市蛇田)で、三陸沿岸道路・矢本石巻道路に、新設される「石巻女川IC」の開通式典を開催した。同ICから国道45号と国道398号を結ぶアクセス道路「県道石巻女川インター線」も同時に開通した。
石巻女川ICは当初、石巻北ICとして整備が進められていたが、今年8月、「石巻女川IC」に正式名称が決定。
石巻女川ICは、石巻河南IC~河北IC間で石巻、登米、気仙沼医療圏内唯一の第3次救急医療施設「石巻赤十字病院」の脇に設置。従来の国道を通らずに、三陸道から直接アクセスできるようになることから、救急搬送のアクセス向上や、市街地の渋滞緩和のほか、水産業が回復傾向にある女川町へのアクセスを向上させる。
式典には、三浦秀一宮城県副知事、亀山紘石巻市長、阿部秀保東松島市長、須田善明女川町長ら関係者約100人が出席。
須田女川町長は挨拶で「石巻女川ICは石巻圏域東部で重要な位置にあり、時間距離の短縮や、経済活動の改善が期待される。今後、石巻バイパスの開通後、更にこの効果が現れると期待している」と述べた。
関係者と地元中学生らは、テープカットやくす玉開披で開通を祝い、県警パトカーを先頭に、車両のパレードが行われた。