長野県の伊那市とNEXCO中日本名古屋支社は、中央自動車道の小黒川PAに設置を進めていた「小黒川スマートIC」を、30日午後3時に開通する。
小黒川スマートIC(長野県伊那市西町)は、伊那IC~駒ケ根IC間の小黒川PAに設置。同区間は延長15・1㌔だったが、小黒川スマートICの開通により、伊那IC~同スマートIC間2・9㌔、同スマートIC~駒ケ根IC間が12・2㌔となり、高速道路が使いやすくなる。大規模災害時の救急・支援活動の迅速化や、高速道路の利便性向上による企業誘致の促進・雇用創出、高速道路のアクセス性向上による観光振興の促進などが期待される。
小黒川スマートICは24時間運用で、東京、名古屋両方面利用できるフルインター形式。ETC車載器を搭載した全車種で、車長12㍍以下の車両が利用できる。主なアクセス道路は、市道荒井横山線、市道日影沢線。
小黒川スマートICから中津川ICまでの通常料金は、普通車2280円、大型車3660円。