中央自動車道・笛吹八代(ふえふきやつしろ)スマートIC(山梨県笛吹市八代町南地内)が3月26日午後3時に開通する。併せて、八代中央道下交差点にある既存の高速バス停「八代」は、同スマートIC接続部へ移動する。
笛吹八代スマートICは、12年4月連結許可、15年8月工事着手。事業主体は、山梨県と笛吹市、NEXCO中日本八王子支社。総事業費は約35億円。中央自動車道・一宮御坂IC~甲府南IC間に位置し、一宮御坂ICから約4・0キロ、甲府南ICから約5・3㌔地点に設置。一旦停止型のフルIC、本線直結型で、東京(上り)、名古屋(下り)両方向乗り降り可能。ETC搭載車の全車種、24時間利用できる。
笛吹八代スマートICの開通により、八代農産物直売所をはじめ、周辺施設を活用した地域活性化や、市内工業団地から首都圏へのアクセスの短縮により、工業団地の魅力が向上し、新たな企業誘致の促進が期待される。
また、人員・物資の搬入出等救援機能の強化や、避難者交通の分散が図られ、防災・減災機能の強化などが期待される。
笛吹八代スマートIC~八王子IC間の通常通行料金は、普通車2140円、大型車3430円。