中央道渋滞対策促進大会 安全・安心確保へ訴え

中央自動車道渋滞対策促進大会が10月24日、東京・平河町の全国都市会館で行われ、①実施中の上り線の小仏トンネル付近と下り線の相模湖付近の渋滞対策を早期に完成させること②三鷹バス停付近の渋滞対策工事を速やかに実施するとともに、渋滞解消のための更なる検討を引き続き行うこと――等を求める決議実現に、一致して取り組むことを誓い合った。

同大会は、中央自動車道の渋滞解消に向け東京都、神奈川県、山梨県、長野県、相模原市の沿線5都県市などで構成される中央自動車道渋滞対策促進協議会(会長=長崎幸太郎山梨県知事)が主催。冒頭挨拶に立った長崎会長は、今年4月から始まった新小仏トンネル(仮称)の掘削など進む対策等の現状に言及し「上り線、下り線とも構造的要因による渋滞解消にはピンポイント対策が必要。経済成長、安全・安心の確保のためにも中央自動車道の渋滞対策の実施を求めていく」と力強く語った。

大会後は、長崎会長ら要望団は国土交通省を訪問し、西田昭二大臣政務官、吉岡幹夫技監に要望書を手交した。西田政務官、吉岡技監は要望書の内容に理解を示し「しっかり取り組む」と応じた。

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