NEXCO中日本は2月24日、近畿日本ツーリスト中部と「災害時における宿泊施設確保等の協力に関する協定」を締結した。
今回の協定締結は、同社の危機管理における、高速道路沿線の自治体や企業・団体との連携による事業継続計画(BCP)の質をさらに高める取り組みである。
協定締結で、地震、大雨、大雪などの自然災害の影響で高速道路が被災した際、高速道路の利用者や被害状況を調査し、早期復旧活動を行う現地派遣者に対する宿泊施設の手配をする。また、現地と宿泊施設を行き来する貸し切りバスなどによる輸送手段の確保などを、円滑かつ迅速化する。
2月26日、同社で開催した社長会見で、宮池克人代表取締役社長CEOは「近年、各地で激甚化した自然災害の発生により、『命の道』としての高速道路ネットワークの重要性がさらに高まっている。激甚化する自然災害に対する事業継続計画(BCP)をより一層強固なものとするため、今後も関係機関との連携強化に努めていく」とコメントした。