中部横断道 八千穂高原~佐久南間 4月28日開通!

[caption id="attachment_6559" align="alignleft" width="300" caption="佐久臼田IC本線上で行われたテープカット。祝福ムードが広がった"][/caption]

中部横断自動車道・八千穂高原IC~佐久南IC間(延長14・6㌔)が、4月28日午後6時に開通した。今回の開通により、並行する国道の交通渋滞の緩和が見込まれるほか、物流の効率化などが期待される。同区間には、八千穂高原ICに加え、佐久臼田ICと佐久穂ICが新設された。

開通に先立ち、佐久市コスモホールで開通式典が開催され、阿部守一長野県知事をはじめ、栁田清二佐久市長ら沿線首長、国土交通省の石川雄一道路局長と泊宏関東地方整備局長、国会議員ら関係者約千人が参加した。阿部知事は「中部横断道は、地域住民の暮らしや産業、観光振興などに大きな役割を果たす」とした上で、「長坂JCTまでの延伸が課題。今後も引き続き1日も早い全線開通に向け努力していく」と挨拶。石川道路局長は「八千穂高原などの観光地へのアクセスが向上するなど地域活性化が期待される。残る区間が繋がることでストック効果の波及が期待されることから1日も早い全線開通に向け取り組む」と述べた。

続いて関係者らは、佐久臼田ICの本線上に移動し、セレモニーを開催。テープカットやくす玉を割り、通り初めを行った。

同区間は、04年に事業化。総事業費約852億円。制限時速は70㌔で、暫定2車線、通行無料。

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