中部横断道整備促進2団体 早期全通求め国交省に要望

[caption id="attachment_7767" align="alignleft" width="300" caption="塚田国交副大臣に要望書を手交する要望団"][/caption]

中部横断自動車道整備促進静岡県中部地域協議会(会長=田辺信宏静岡市長)と長野県中部横断自動車道建設促進期成同盟会(会長=栁田清二佐久市長)は13日、国土交通省の塚田一郎副大臣のもとを訪れ、中部横断自動車道の早期全線開通を求める要望活動を実施した。

田辺静岡市長と栁田佐久市長、自治体関係者らは塚田副大臣と面談。栁田市長は、「中部横断道の静岡県側では清水港、佐久側では高原野菜や製造業といった互いの強みを活かすことで、相乗効果を生み出し、更にその効果を広域化するためにも中部横断道の全線供用が不可欠である」と述べ、田辺市長とともに、残る未整備区間の長坂JCT~八千穂高原IC間(約34㌔)の早期事業化を訴えた。そのほか、事業中区間である富沢IC~下部温泉早川ICの19年度中の開通、重要物流道路の指定にあたっては、基本計画区間を含めた中部横断道全線を指定し、重点整備を図ることなどを要望した。

これに対し、塚田副大臣は「富沢~南部は19年夏頃の開通を目標に、南部~下部温泉早川についても、安全第一に最大限の努力をして鋭意工事を進めていく。重要なエリアであることは認識しており、引き続き努力して参りたい」と述べた。

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