久喜白岡JCT~境古河間3月29日に開通式典挙行 埼玉県と茨城県が高速で繋がる

首都圏中央連絡自動車道の久喜白岡JCT~境古河IC間(延長19・6㌔)の開通式典が3月29日、埼玉県幸手市の市民文化会館「アスカル幸手」で開かれ、上田清司埼玉県知事、橋本昌茨城県知事をはじめ、地元選出国会議員、沿線市町村長など関係者約710人が開通を祝った。

式典では、主催者を代表して上田知事が「今回の開通で、埼玉県と茨城県が圏央道で結ばれる。これにより関東エリアの一層の経済発展、そして地域の活性化につながると信じている」と挨拶。橋本知事も「高速道路は東日本大震災において、大きな役割を果たしてくれた。圏央道によって安全安心がつながる」と開通の意義を強調。残る区間の早期整備を訴えた。

茨城県五霞町の五霞IC上に移動して行われたセレモニーには、地元児童のほか、埼玉県の「コバトン」、茨城県の「ハッスル黄門」など両県市町のマスコット計8体も加わりテープカット。沿線企業のトラックや自衛隊の災害派遣車、クラシックカーが境古河IC方面に向かって通り初めをした。

圏央道は総延長約300㌔のうち、同区間の完成で約7割が開通。15年度中には既供用の白岡菖蒲ICから桶川北本ICまで、更には境古河IC~つくば中央IC間が開通して常磐道と直結する予定となっている。

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