[caption id="attachment_3740" align="alignleft" width="300" caption="宮崎、熊本県女性7団体が10万人署名"][/caption]
宮崎県と熊本県の女性7団体が、九州中央道の早期整備を求めて3月から集めていた署名がこのほど目標の10万人を突破。27日、宮崎県の女性4団体がこの名簿を携え上京し、国土交通省道路局の青木由行次長に地域の思いとして手渡した。
この日、署名を届けたのは「道づくりを考える延岡女性の会」(志賀朋子会長、川並ハツ子副会長)、「日之影町の道づくりを考える女性の会」(坂本久美子会長)、「道づくりを考える高千穂女性の会」(喜田鉞子会長)、「五ヶ瀬町道づくりを考える女性の会」(周防五月会長)。
4月に発生した熊本地震では、署名よりも復旧が先ではないかと悩んだものの、ボランティアの参加者らから、「やはり高速道路がないと支援も大変だ」と言われ、続ける決意を固めた。その結果、上京直前まで署名は集められ、最終的には10万5631人分が集まった。
「熊本地震を体験し、道の重要性を改めて感じた」という女性らの声に耳を傾け、署名の束に目を見張った青木次長は「これだけの数を集めて頂いた皆さんの気持ちを重く受け止めて、引き続き頑張りたい」と決意を語った。
女性団体は財務省の中山光輝主計官にも署名を届け、「迅速な救援・復旧のための道、重要な避難経路・救急搬送に寄与する道」として、〝命のみち〟九州中央道の早期完成を訴えた。