九州中央道建設促進地方大会 早期完成と予算の重点配分など 大会決議、満場一致で採択

[caption id="attachment_8567" align="alignleft" width="300" caption="大会決議を採択の後、ガンバロー三唱で気勢を上げる500人の参加者"][/caption]

九州中央自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)と、九州中央自動車道建設促進期成会(熊本県側会長=梅田穰山都町長、宮崎県側会長=読谷山洋司延岡市長)は8月20日、熊本県上益城郡の嘉島町民会館で、九州中央自動車道建設促進地方大会を開催した。

熊本、宮崎両県の沿線自治体や県選出国会議員、両県県議会議員、国土交通省など約500人が参加した。河野俊嗣宮崎県知事は「南海トラフ地震や豪雨等の災害に直面する九州にとって重要な道路。1日も早い全線開通に向け、一致団結して取り組んでいく」と述べた。

蒲島郁夫熊本県知事は「南海トラフ地震などの大規模災害に対応できる命の道として、また、九州全体の経済活性化を図る経済の道、地方創生の道として極めて重要な道路」と強調し、引き続き、早期完成に向け関係機関と連携していくと挨拶した。

九州中央自動車道(嘉島~延岡)は総延長約95㌔に対し、供用済みは約29㌔で供用率は約30%、約45㌔が未事業化区間となっている。平常時・災害時問わず、安定的な輸送を確保する道路ネットワークとして、国土強靭化の観点からも早期完成は喫緊の課題であるとして、同道の早期完成や予算の重点配分など、8項目の骨子を含む大会決議を満場一致で採択。読谷山延岡市長のかけ声で、参加者全員で一丸となってガンバロー三唱を行った。

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