[caption id="attachment_7111" align="alignleft" width="300" caption="園児も出席し、工事の安全と早期開通を願った"][/caption]
国土交通省延岡河川国道事務所(田浦峰星所長)は9月24日、九州横断自動車道延岡線の国道218号「五ヶ瀬高千穂道路」の中心杭打ち式を、五ヶ瀬町町民センター(宮崎県西臼杵郡)で開催した。今後、道路整備の基準になる測量作業を本格的に着手する。
河野俊嗣宮崎県知事、内倉信吾高千穂町長、原田俊平五ヶ瀬町長、国土交通省の伊勢田敏九州地方整備局長など関係者約150人が出席した。河野知事ら関係者は地元五ヶ瀬町の幼稚園児らとともに、会場に特設された中心杭に杭を打ち、工事の安全と早期開通を願った。
河野知事は「全国各地で災害が相次いで発生し、本県も、南海トラフの地震が想定され、防災面からも本路線は重要な道路である。一日も早い全線開通を目指したい」と力強く述べた。
五ヶ瀬高千穂道路(五ヶ瀬東IC~高千穂IC間、延長9・2㌔)は2車線の自動車専用道路。防災機能の強化や救急医療活動の支援、東九州自動車道などの高速道路網と一体となって広域観光ルートの形成による観光振興の支援などが期待されている。総事業費は470億円。