予算所要額の確保などを求める 早期整備や4車線化等を推進 東九州道建設促進宮崎県央北部期成会と九州中央道建設促進期成会が定例総会

[caption id="attachment_8171" align="alignleft" width="300" caption="決議文を採択後「がんばろう!」三唱で気勢を上げる参加者ら"][/caption]

東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会と九州中央自動車道建設促進期成会は5月20日、エンシティホテル延岡(宮崎県延岡市)で、19年度の定例総会を開催した。両自動車道の早期整備を図るため、20年度は公共事業関連予算を増額するとともに、道路関係予算の所要額を確保することなどを求める決議文を採択し、「がんばろう!」三唱で気勢を上げた。

総会には、両期成会会長の読谷山洋司延岡市長、十屋幸平日向市長など各自治体の首長、国やNEXCO西日本など関係者約150人が出席。会長の読谷山延岡市長は「東九州自動車道の全線開通、そして4車線化、さらに九州中央自動車道の全線開通をはじめとする高速道路網の早期整備に向け、全力を尽くす」と挨拶した。

九州中央自動車道は総延長約95㌔のうち、未事業化区間が45㌔もあり、全線開通の目処がたっていない状況。また、東九州自動車道の暫定2車線区間は、細島港などの物流拠点への定時性を確保し、物流の効率化を図るとともに、安全性を高める観点から早期4車線化が喫緊の課題であることから、両自動車道の早期整備や4車線化等の推進に向け、官民一体となって、政府・関係省庁への提言活動や大会、講演会への参加等を盛り込んだ事業計画を承認した。

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