[caption id="attachment_1622" align="alignleft" width="300" caption="紀北西道路・紀の川ICから岩出IC(仮称)を望む(2015.3.27撮影)"][/caption]
国土交通省和歌山河川国道事務所(志々田武幸所長)と浪速国道事務所(梶房宣昭所長)は、京奈和自動車道「紀北西道路」のうち紀の川IC(和歌山県紀の川市)~岩出IC(仮称)(同県岩出市)間(延長5.7㌔)を、9月26日開催の「紀の国わかやま国体」にあわせ、9月に開通すると発表。また、地域高規格道路の第二阪和国道・大谷ランプ~平井ランプ間(延長1.8㌔)も同時開通する。
今回開通する紀の川IC~岩出IC(仮称)間は、08年に工事着手、まもなく舗装工事に着手する。残る岩出IC(仮称)~和歌山JCT間(延長6.5㌔)は16年に開通する予定。紀北西道路の総事業費は、1160億円。岩出IC(仮称)へのアクセス道路は、主要地方道和泉佐野岩出線。
京奈和自動車道は、京都府京都市を起点に、奈良県を経由し和歌山県和歌山市に至る約120㌔の高規格幹線道路。京奈和自動車道の整備により、沿線地域では企業の立地が進展しており、03年からの10年間で新規工場立地件数が役2.5倍に増加。今後開通区間が延伸することで、さらなる企業立地や雇用拡大が期待されるまた、沿線のまちづくり進展により、地域の活性化が期待される。