今年度からの開通ラッシュ視野に　周遊企画「いわみくるり」山陰道沿線活性化協議会が実施

島根県と山口県、山陰道沿線の両県11市町、国土交通省などで構成する山陰道沿線活性化協議会（事務局＝島根県土木部高速道路推進課）は、日本各地の観光地・街・博物館・美術館などの様々な情報を提供するアプリ「ココシル🄬」＝写真＝山陰ＷＥＳＴで、石見周遊スタンプラリー「いわみくるり」を実施している。期間は来年１月10日まで。

島根県の４市５町で構成されている石見地域の対象店舗や施設などを巡り、「いわみくるり」のＱＲコードリーダーから各施設のＱＲコードをスマホで読み取りスタンプをＧＥＴ。取得したスタンプの数により、「いわみくるり賞」として設定された３つの賞に応募できる。

スタンプを５個以上集めると「石見ルーキー賞」お菓子とお茶のティータイムセット他22賞品が、スタンプ10個以上は「石見エース賞」しまね海洋館アクアスペア入館券他８賞品が、スタンプ20個以上では「石見エキスパート賞」東京～萩・石見空港往復チケット他６賞品が抽選で当たる。

また、事務局の島根県担当者によると、山陰道では今年度、「大田・静間道路」、「静間・仁摩道路」の開通を皮切りに、24年度に「出雲・湖陵道路」と「湖陵・多伎道路」、25年度に「三隅・益田道路」と、開通ラッシュが始まることから、開通機運の上昇と同時にＰＲも兼ねて「山陰道沿線活性化協議会賞」を今回新たに設定。県内の山陰道沿線のデザインマンホール設置施設12カ所と、山口県の山陰道沿線市町から１施設ずつ計16施設を対象に、取得したスタンプの数により、デザインマンホールグッズなど豪華賞品を用意している。

同担当者は「県内の高速道路を利用して多くの人に参加してもらい、島根、山口県の交流が活発になることを期待している」とコメントしている。