伊豆縦貫道の早期全通求め合同促進大会開催 天城湯ヶ島~河津10日からルート選定へ

[caption id="attachment_5352" align="alignleft" width="268" caption="「ルートを決めることが重要だ」と述べる川勝知事"][/caption]

伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会(会長=川勝平太静岡県知事)、伊豆縦貫自動車道建設推進期成同盟会(会長=田中豊下田商工会議所会頭)、東駿河湾環状道路整備促進期成同盟会(会長=大沼明穂沼津市長)は7月28日、東京・平河町の都道府県会館会議室で、合同促進大会を開催した。

総会には、川勝知事、大沼市長をはじめ、沿線首長、県選出国会議員ら約85人が出席し、伊豆縦貫自動車道の早期全線開通を求める決議案を満場一致で採択した。

冒頭、大沼市長は「伊豆縦貫道の整備は、渋滞解消だけでなく、地域経済の好循環がもたらすストック効果を最大限発揮させるためにも必要不可欠」と挨拶。続いて川勝知事は、国土交通省が今年3月に公表した計画段階評価が進められている伊豆縦貫自動車道の天城湯ヶ島IC~河津IC間の3ルート案に触れ、川「今年度中に計画段階評価を終え、何としてでもルートを決めることが極めて重要だ」と力強く延べた。

国土交通省の石川雄一道路局長は「地域の意見を踏まえ、ルートの集約を図っていく」と述べ、ルート選定に向け、10日から地域住民らに意見聴取する方針を明らかにした。

大会後、川勝知事と伊豆地域の首長らは、国土交通省の毛利信二事務次官らを訪問し、要望書を手交した。

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