国土交通省は昨年12月26日付で、全国初となる民間施設直結スマートICとして、三重県多気町から申請があった整備方針を認定した。
三重県多気町では、アクアイグニス、イオンタウン、ファーストブラザーズ、ロート製薬で構成される合同会社「三重故郷創生プロジェクト」と、伊勢自動車道沿線の同町付近に予定される民間施設「アクアイグニス多気」(仮称)に直結するICを計画。癒しと食をテーマとした複合リゾート施設「アクアイグニス多気」と高速道路を直結させることで、利用者の利便性が向上するとともに、周辺地域の活性化が期待されている。
民間施設直結のスマートICについては、昨年7月、民間企業の発意と負担により整備する制度が定められた。整備を行う民間事業者に対しては、整備費用の一部が無利子で貸付されるほか、IC用に供する土地を取得した場合、登録免除税が非課税となる。