[caption id="attachment_10176" align="alignleft" width="300" caption="会議終了後、地元選出国会議員等へ要望書を手交"][/caption]
全国高速自動車道市議会協議会(会長=神野義孝御殿場市議会議長)は13日、正副会長・監事・相談役会議を開き、会議終了後に行う要望活動について原案通り決定するとともに、今後の会議・要望活動日程案等について協議。要望事項の実現に向け、地元選出国会議員等への要望活動を積極的に展開していくことを決めた。
同会議には国交省道路局高速道路課の手塚寛之事業調整官も出席し、高速道路を取り巻く最近の情勢について説明。9月25日に公表された国土幹線道路部会の中間とりまとめ「持続可能な国土幹線道路システムの構築に向けた取組」、来年度道路関係予算の概算要求の内容を詳細に説明した手塚事業調整官は「強靱で信頼性の高いネットワークの構築による安全・安心の社会の実現が喫緊の課題」として、ミッシングリンクの解消や4車線化等を推進していく考えを示した。
会議終了後、神野会長ら役員は要望活動を行い、門博文自民党国土交通部会長代理、石井正弘同党国土交通部会長代理、西田昭二同党国土交通副部会長、菅家一郎同党国土交通部会長代理と面談。高規格幹線道路網1万4000㌔の早期完成と暫定2車線区間の4車線化、高速道路ネットワークの更なる機能向上と最適利用の推進、安全対策の推進などを骨子とした「高速道路建設・整備促進等に関する要望書」を手交し、要望事項の実現に向け、所要財源の確保等を求めた。