全国高速道市議会協議会1日総会開催 整備促進、機能強化を訴え


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全国213市の議長らが出席して行われた

全国高速自動車道市議会協議会(会長=石橋浩人相馬市議会議長)は1日、東京・平河町の砂防会館別館で第49回定期総会を開催した。ミッシングリンクの解消や暫定2車線区間の4車線化の早期実現に向け、国など関係機関に対し積極的に要望活動を展開していくことを決めた。

冒頭、石橋会長が「高速道路は我が国の経済活動を維持するための大動脈として重要な役割を果たしているとともに、大規模な自然災害に対し避難や救命救急、復旧活動等の役割を果たす“命の道”としての機能を発揮する」と開会挨拶。「しかし整備が遅れている区間が未だ多く残され、既存区間においても暫定2車線区間の4車線化や老朽化対策、防災機能の強化等も急務となっている」として、課題解消に向け一致協力して取り組んでいく決意を示した。

来賓挨拶では、高速道路建設推進議員連盟会長の衛藤征士郎衆議院議員が「2023年度当初予算案で道路関係予算が確保されたのは皆さんの活動の賜物。次年度以降も継続して予算を確保していくため連携して取り組む」と挨拶。続いて、国土交通省道路局の橋本雅道高速道路課長が「高速道路を取り巻く最近の情勢について」をテーマに講演を行った。


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金子自民党ITS推進・道路調査会長に要望書を手交

総会には213市の議長らが出席。石橋会長の進行で議案審議が行われ、①高規格幹線道路網1万4千㌔の早期整備を図るとともに、高規格幹線道路と一体となって高速交通体系をなす地域高規格道路の整備を進めること②暫定2車線区間を早期に4車線化すること③道路整備等を長期安定的に実施できるよう財源確保に万全を期すこと――等を骨子とする決議が満場一致で採択された。

総会終了後、石橋会長はじめ正副会長・監事・相談役の協議会役員は要望活動を実施した。木原稔衆議院国土交通委員長、中根一幸衆議院国土交通委員会理事、金子恭之自由民主党ITS推進・道路調査会長と面談し、要望書を手交。高規格幹線道路の整備促進と機能強化の必要性、そのための財源確保等について訴えた。


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