函館江差道・茂辺地木古内道路が完成 北斗茂辺地~木古内間開通へ 道南地域の周遊アクセス向上

[caption id="attachment_11967" align="alignleft" width="300"] 開通前の本線上で「ずーしーほっきー」「キーコ」が待望の茂辺地木古内道路の開通を喜び合う(木古内町提供)[/caption]

北海道開発局函館開発建設部は18日、函館・江差自動車道の茂辺地木古内道路・北斗茂辺地IC~木古内IC間(延長16㌔)が3月26日午後3時に開通すると発表した。併せて、これまで仮称としていた「木古内IC」を正式名称とすることも決定した。

函館・江差自動車道は、函館IC・JCTから檜山郡江差町に至る自動車専用道路で、北斗茂辺地以東の函館茂辺地道路は2012年までに順次開通。昨年3月には、函館IC・JCTから函館空港を結ぶ地域高規格道路、函館新外環状道路が開通しており、今回、茂辺地木古内道路が完成することで函館市を起点とする道南地域の周遊アクセスが一段と向上することになる。

ポストコロナを見据えた道南地域における観光活性化のほか、速達性・安定性向上による救急搬送の支援、ニラやマグロなど同地域の農水産物の輸送効率化が図られるなど、多面的な効果が期待されている。

茂辺地木古内道路で結ばれる北斗市と木古内町はこのほど、両市町の公式キャラクター「ずーしーほっきー」「キーコ」が開通を喜び合う写真を、開通前の本線上で撮影した。地域活性化に期待を込め、開通が待ち切れない思いが表現された。

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