[caption id="attachment_4912" align="alignleft" width="300" caption="開通を祝い色とりどりの風船を飛ばす園児ら"][/caption]
北近畿豊岡自動車道「八鹿日高道路」日高神鍋高原IC~八鹿氷ノ山IC間(延長9・7㌔)が3月25日、開通した。今回の開通で、北近畿豊岡自動車道(延長70㌔)は約8割が開通。大阪市~豊岡市間の所要時間がこれまでより約10分短縮するなど、地域間のアクセス性向上により、さらなる地域活性化が期待される。
午後6時からの開通を前に、日高文化体育館(豊岡市)で開通式典があり、井戸敏三兵庫県知事や中貝宗治豊岡市長、広瀬栄養父市長ら沿線首長と、国土交通省からは末松信介副大臣、石川雄一道路局長ほか関係者約300人が出席。井戸知事は挨拶で「私たちにとって悲願である、北近畿豊岡道、山陰近畿道の1日も早い開通を、熱意をもって働きかけ、実現していかなくてはならない」と力強く述べた。
続いて、新たに設置された日高神鍋高原ICでは、関係者らと地元住民ら総勢約650人が集まり、開通式を開催。関係者らはテープカットやくす玉を割り、地元園児らが色とりどりの風船を飛ばして、開通を祝った。その後、関係者らを乗せた車両がパレードを行った。