NEXCO東日本とネクセリア東日本はこのほど、北関東自動車道の「太田強戸(おおたごうど)PA」と「太田強戸スマートIC」を7月28日午後3時に同時オープンすると発表した。これまで仮称で呼ばれていた太田PA、太田スマートICは、「太田強戸PA」、「太田強戸スマートIC」に名称を正式決定すると発表した。
「太田強戸PA」と「太田強戸スマートIC」は、群馬県内の北関東自動車道・太田藪塚IC~太田桐生IC間に新設。太田強戸PAは、北関東道の駐車マスの不足を解消することを目的に設置され、波志江PAと出流原PAの混雑が緩和される。
また、北関東道の両方向から利用できる商業施設は、太田市にゆかりのある歴史や景観を盛り込んだ門前町の寺社仏閣をイメージした木組みのシンボルゲートと金山城の石垣などをモチーフにした壁面などの内装で、フードコートでは、ライブキッチンで調理する「上州麦豚トンテキセット」など地域食材を使用したメニューを提供。
ショッピングコーナーは、同社初出店の焼き立てチーズタルト専門店「PABLO」のプレミアムチーズタルトや沿線の地域産品、東京銘菓などを販売する。
また、太田強戸スマートIC(群馬県太田市)は、同PAに接続するETC搭載の全車種が、24時間利用可能な一旦停止型の全方向利用可能なフルインター形式。太田国際貨物ターミナル追加拡張との連携、市野倉地区工業団地へのアクセス性向上による産業活動の活性化などが期待できる。