十勝オホーツク道・陸別小利別~訓子府間 待望の開通 16㌔延伸で周遊ルート形成

[caption id="attachment_5677" align="alignleft" width="300" caption="沿線関係者約250人が集まった9日の開通式。晴れやかな表情が広がった"][/caption]

北海道横断自動車道網走線(通称・十勝オホーツク自動車道)の陸別小利別IC(北海道足寄郡陸別町)~訓子府IC(常呂郡訓子府町)間(延長16㌔)は、9日午後4時に開通した。

今回の開通で、十勝圏とオホーツク圏を結ぶ新たな周遊ルートが形成され、来訪する国内外の観光客の多様化する観光ニーズに寄与。さらには、海外へのたまねぎ輸出支援、地域医療体制確保に寄与するなどのストック効果が期待される。

開通に先立ち、午前11時から、訓子府町公民館で開通記念式、訓子府IC付近で通り初め式が開催され、窪田毅北海道副知事や北海道議会議員、沿線首長、国会議員ら関係者約250人が出席し、開通を祝った。窪田副知事は「地域の魅力や強みを活かした取組が一層加速されるものと期待する。地域の更なる発展のため、陸別までの早期完成やその先の足寄~陸別町陸別間の早期着手、更には十勝オホーツク自動車道の全通に向け、これまで以上に取り組んでいく」と高橋はるみ北海道知事の祝辞を代読した。

関係者らは、訓子府IC本線上で、地元小学生らを交え、テープカットやくす玉割りを行い、トレーラーや観光バス、関係者らを乗せた車両が通り初めを行った。

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