[caption id="attachment_6848" align="alignleft" width="300" caption="木原財務副大臣に要望書を手交する三反園鹿児島県知事"][/caption]
南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=三反園訓鹿児島県知事)など4団体は4日、財務省と国土交通省を訪問し、19年度予算については、道路関係予算総額を拡大し、南九州西回り自動車道のミッシングリンクを早期に解消できるよう、予算の重点配分を行うことなどを要望した。
財務省の木原稔副大臣や、国土交通省のあきもと司副大臣面談した三反園訓知事は、昨年は出水阿久根道路が全通し、今年度は津奈木~水俣間が開通を予定しており、整備が着実に進められていることで地域の活性化に役立っていると感謝し、「ミッシングリンクが解消すれば、物流、観光の面で活性化していく非常に重要な道路である。予算の面も含め、お力添えを願いたい」と訴えた。そのほか、芦北出水道路(水俣~出水間)の供用予定年次の明示と早期完成、阿久根川内道路の整備促進などを盛り込んだ要望書を手交した。
木原副大臣は「南九州西回り自動車道の重要性は理解している。1日も早く進捗するよう国交省等と連携し対応していく」と述べ、あきもと副大臣は、「全線開通に向け、しっかりと努力していく」と力強く述べた。