名神・多賀スマートIC(下り線)4月29日午後3時開通

[caption id="attachment_13291" align="alignleft" width="300"] 多賀スマートIC(下)[/caption]

NEXCO中日本名古屋支社と滋賀県多賀町は3月17日、名神高速道路・多賀SAに設置を進めていた多賀スマートIC(下り線)が、29日午後3時に開通すると発表した。

同スマートICは、彦根IC~湖東三山SIC間の同県犬神郡多賀町に位置し、下り線は町道四ツ谷胡宮線で連結するSA・PA接続型。ETC車載器を搭載した全車種が24時間利用可能。なお、現在整備中の上り線は本線直結型で、町道多賀スマートインター線に連結する。

開通後は、10分でアクセスが可能な「10分域」事業所が増加し、物流が円滑化、生産性の向上が見込まれる。またこれまで国道8号を利用していた物流交通がスマートICを利用することで生活交通と分散され、周辺道路の混雑が緩和される。

県内第2位の観光入込客数である多賀大社へは、湖東三山ICから約10分、彦根ICから約11分かかっていたのが同スマートICからは3分に短縮。彦根城、湖東三山との周遊型観光ルートも形成され、観光拠点間の交流促進、連携強化で周辺地域の活性化が期待できる。

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