国土交通省は2023年度予算に向けて、新規事業採択時評価の手続きに着手するにあたり、新規事業化候補箇所を公表した。道路事業は、関係県より自治体管理の国道について権限代行の要望があった事業を加え、11事業が候補に挙げられた。
同省では公共事業の効率性、その実施過程の透明性の一層の向上を図るため、新規事業採択時評価を実施することとしている。道路事業11事業のうち、高規格道路では伊豆縦貫自動車道の天城峠道路(月ケ瀬~茅野)、山陰自動車道の益田道路(久城~高津)と三隅・長門道路の3事業が候補箇所に挙げられた。権限代行の要望を受けて新規事業化候補とされたのは一般国道256号堀越峠道路と一般国道178号城崎道路の2事業。
今後、学識経験者等の第三者で構成される委員会等の意見を聴き、評価結果を取りまとめる予定。