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徳島自動車道・土成~脇町間(約19㌔)で行われている4車線化事業が着々と進んでいる。このうち、今春の完成を目指し工事が進んでいる脇町IC付近から東へ7・5㌔区間(徳島県阿波市阿波町天西山~同美馬市脇町字西赤谷)は昨年12月19日に、対面通行が解消された。
徳島県では昨年11月の地方創生対策特別委員会で貫名功二県土整備部長が「利用者の安全・安心の確保はもとより、快適性の向上が図られる」と説明するなど早期の対面通行解消に期待が寄せられている。
4車線化工事では現道の北側に拡幅道路を新設。19日の切り替え後は、新しい道路側に上り線、既存の道路側に下り線を1車線ずつ整備。中央分離帯の施工や舗装・標識などの改良工事を実施している。
徳島道は全線約106㌔のほとんどが暫定2車線区間。土成IC付近から西へ7・7㌔区間が昨年3月に事業化しており、NEXCO西日本は「1日も早い4車線化に向けて工事を進めてまいります」と話している。
※画像(上)対面通行解消後、画像(中央)対面通行解消前
世界初の”さびない”「別埜谷橋」が完成(=画像下)
徳島道で4車線化が今春完成する7.5㌔の区間の東端付近には、世界初の〝錆びない〟技術を採用した別埜谷橋が建設された。新技術は、NEXCO西日本と三井住友建設が10年の歳月を費やし共同研究していた「Dura- Bridge®」。PC鋼材に替わりアラミド繊維を用いることで腐食をなくし、橋の寿命を延ばす。
当初は、長崎自動車道4車線化工事の工事用道路で試行。その後〝安全性〟や〝施工性〟が確認され、採用条件がバタフライウェブで一致する別埜谷橋で本格導入されたもの。
「Dura- Bridge®」は、80N/mm2の高強度繊維補強コンクリートを用いることで鉄筋をなくし、アラミドFRPロッドをプレストレス材として採用する。NEXCO西日本によると、鋼材の腐食によるコンクリート片剥落事故防止につながるほか、維持管理費用の低減が見込まれるとあり、行政や事業者など約180名が視察に訪れた。
今後、別埜谷橋以外への採用を目指し、飛来塩分や凍結防止剤散布による鋼材の腐食が懸念される構造物に展開して行きたい構えだ。