地域活性化IC・常磐道「大熊IC」3月31日に開通へ

福島県大熊町とNEXCO東日本東北支社が整備を進めてきた地域活性化IC、常磐自動車道の「大熊IC」が3月31日午後3時に開通する。開通式典については別途通知する。

大熊ICは、常磐富岡ICから北に4㌔、浪江ICから南側に10・3㌔地点に位置する追加IC。

復興事業が本格化する沿岸部や中心市街から同ICまで10分圏内のため、今回の開通で復興事業の加速が期待される。

また、原発事故発生時には住民・作業員の避難圏外までの避難路が多重化されるため、所要時間の短縮と渋滞回避が図られ緊急時に安心・安全な避難路を確保、復興に不可欠な除染や中間貯蔵施設への除去土壌等の輸送が効率的になり事業が加速、福島第一原発事故に伴う廃炉作業の進展なども期待されている。

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