[caption id="attachment_8361" align="alignleft" width="300" caption="5項目の骨子を含む要望案を満場一致で採択"][/caption]
西九州自動車道建設推進協議会(会長=中村法道長崎県知事)は18日、長崎県長崎市のルークプラザホテルで、19年度総会を開催した。長崎、福岡、佐賀県と福岡市の協議会メンバーと、来賓の国土交通省九州地方整備局から総勢35人が出席し、今年度の予算、事業計画、などを審議した。
冒頭、長崎県の平田研副知事は、昨年度の伊万里松浦道路(調川~松浦間)の開通などについて謝辞を述べ「沿線地域において企業進出や観光客増加などの効果が着実に現れている。今後、ミッシングリンクが解消することで、九州西北部地域の連携が一層深まるとともに、さらなる経済の活性化、交流人口の拡大が図られることを期待している」と挨拶した。
▽長期安定的に道路整備・管理が進められるよう、新たな財源を創設するとともに20年度道路関係予算の所要額を確保▽西九州道の事業中区間である今宿道路、伊万里道路、伊万里松浦道路、松浦佐々道路の一層の整備促進▽予防保全を含む道路の老朽化対策に必要な予算を別枠で確保することなど5項目の骨子を含む要望案は、満場一致で採択された。