岡山米子線沿線の利用促進をPR　「海の市山の市2019真庭」で4車線化の必要性等も訴える

鳥取県と岡山県、中国横断自動車道４車線化促進岡山県期成会（会長＝伊原木隆太岡山県知事）、中国横断自動車道岡山米子線（蒜山ＩＣ～米子ＩＣ間）４車線化促進期成同盟会（会長＝伊木隆司米子市長）などは９月29日、蒜山高原の三木ケ原特設会場（岡山県真庭市）で開催された「海の市 山の市２０１９真庭」で、岡山米子線沿線の魅力発信と利用促進のＰＲ活動を実施した。

岡山米子線（蒜山～米子）では10年～16年の間、暫定２車線区間で死傷事故が多く発生している状況で、岡山県側では４車線化後に死傷事故率が減少していることなどから、岡山米子線の全線４車線化の必要性や、ストック効果のパネル展示を実施した。

また、ＮＥＸＣＯ西日本の周遊割引「ぶらい中国ドライブパス２０１９」や各自治体の観光ＰＲとともに、高速道路利用促進の周知チラシやポケットティッシュの配布をしたほか、岡山米子線の利用状況等についてのアンケート調査を行い、回答者には粗品を進呈するなどして、多くの来場者に４車線化の必要性や道路の利用を訴えた。

このイベントでは中四国の特産物が一堂に集結し、カツオのたたき（高知）、もさえびラーメン（倉吉）や下津井産タコのてんぷら（倉敷）、ひるぜんワイン＆ジュース（真庭）など、１００を超えるご当地グルメのテントが出店され、来場者で行列ができたほか、ゆるキャラも登場して愛嬌を振りまき会場を盛り上げた。