4日召集の臨時国会で、自民党の岸田文雄総裁は第100代首相に指名された。皇居での首相親任式、閣僚認証式を経て、同日、自民・公明両党連立による岸田内閣が発足した。就任会見で、岸田新首相は衆院選について「19日公示-31日投開票」の日程で行う意向を示した。
20人の閣僚のうち13人が初入閣。財務大臣には鈴木修一自民党元総務会長が就任。国交相には、公明党の赤羽一嘉氏から同党の斉藤鉄夫副代表に交代する。
衆院選後、予算編成作業が大詰めを迎える。12月の22年度予算案決定に向け、新内閣の腕の見せ所だ。