[caption id="attachment_7699" align="alignleft" width="300" caption="塚田国交副大臣に要望書を手交する内堀福島県知事ら"][/caption]
常磐自動車道建設促進期成同盟会(会長=内堀雅雄福島県知事)は1月31日、国土交通省などを訪れ、常磐自動車道のいわき中央~広野間、山元~岩沼間の4車線化整備、さらに広野~山元間の4車線化整備の早期着手などを求める要望活動を実施した。
同盟会会長の内堀知事を筆頭に、松本幸秀楢葉町長、宮城県の金子潤土木部次長、齋藤俊夫山元町長は、国土交通省の塚田一郎副大臣と面談し、要望書を手交した。内堀知事は「いわき中央IC~岩沼IC間は暫定2車線であり、交通渋滞の多発や交通事故発生など、様々な問題が発生している」と現状を説明し、「本来、高速道路が備えるべき定時性や安全性などの確保が大きな課題となっている」と述べた。
いわき中央~広野間、山元~岩沼間(延長約14㌔)の4車線化整備及び、広野~山元間(延長約27㌔)の暫定2車線区間における付加車線設置の早期完成図り、さらに広野~山元間の4車線化整備の早期着手を図ること。また、大熊IC、双葉IC、ならはスマートICの早期完成と、小高スマートICの早期事業化などを強く要望した。
塚田副大臣は「いわき中央~広野、山元~岩沼の4車線化、広野~山元間の付加車線部分については、復興創生期間内での完成をしっかりと目指していく。ICについても、引き続き工事を推進していく」と述べた。
この後、要望団は復興庁の浜田昌良副大臣、財務省の太田充主計局長、NEXCO東日本の小畠徹代表取締役社長へ同様の要望を行った。