平成27年5月までに開通を見直し 圏央道(神崎~大栄JCT間)開通

 国土交通省関東地方整備局とNEXCO東日本関東支社は、今年度を予定していた国道468号首都圏中央連絡自動車道(圏央道)・神崎IC~大栄JCT間(延長10㌔)の開通を、今年5月までに見直した。

 地元の協力を得て、休祭日の施工や施工時間の延長を行いつつ工事を進めていたが、同区間の軟弱地盤上での盛土工事で、想定以上の圧密沈下が発生したことを受けての措置。

 圏央道は、首都圏の広域的な幹線道路網を形成する首都圏3環状道路の一番外側に位置し、道路交通の円滑化、環境改善、災害時の代替路としての機能など多くの役割を担う。昨年4月には、稲敷IC~神崎IC間(延長11㌔)が開通。神崎IC~大栄JCT間が開通すれば、常磐自動車道と東関東自動車道水戸線が結ばれ、成田空港へのアクセス向上が期待される。

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