年度末迎え開通発表続々

[caption id="attachment_4569" align="alignleft" width="300" caption="定例会見で開通発表する宮田首都高社長"][/caption]

横浜北線3月18日開通 首都高横羽線・大黒線の生麦JCT~第三京浜新設の横浜港北JCTを結ぶ

首都高速道路の宮田年耕社長は1日の定例会見で、首都高横羽線・大黒線の生麦JCTから第三京浜道路に新設する横浜港北JCT間(延長8・2㌔)を結ぶ「横浜北線」を、3月18日午後4時に開通すると発表した。同区間には「新横浜」、「岸谷生麦」、「馬場」の3カ所の出入口が新設される。ただし、馬場出入口の開通は接続する大田神奈川線の整備時期の見直しを踏まえ、19年度予定となっている。開通区間のうち、7割の約5・9㌔がトンネル構造となっている。

今開通により、新横浜から横浜港・羽田空港への所要時間がそれぞれ25分から15分、40分から30分へと10分短縮する。さらに、横浜港からの20分圏域が拡大することで、臨海部の工場関係者や物流事業者からも所要時間の短縮に期待の声が上がっている。

横浜北線は01年の着工。首都高は現在、横浜北線を西へ、横浜港北JCTから横浜青葉IC・JCTへと繋ぐ「横浜環状北西線」(延長7・1㌔)も建設中で、こちらは20年の東京オリンピック・パラリンピックまでに開通する予定となっている。完成すれば、東名高速から首都高湾岸線間を東西に一気に走行できるようになる。

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