広域的な連携強化で北部九州の発展目指す 西九州道建設推進協議会総会

[caption id="attachment_2127" align="alignleft" width="300" caption="総会では建設促進の提案書を満場一致で採択した"][/caption]

佐賀、福岡、長崎3県と福岡市で構成される西九州自動車道建設推進協議会(会長=山口祥義佐賀県知事)は15日、佐賀市「佐嘉神社記念館」で、15年度総会を開催した。

副島良彦佐賀県副知事、山﨑建典福岡県副知事、里見晋長崎県副知事と、国土交通省九州地方整備局の栁田誠二佐賀国道事務所長など関係者29人が出席し、今年度の事業計画案、歳入歳出予算案を可決。

佐賀県の副島副知事は「それぞれの地域が強みを生かし、それを広域的に連携していくことが地方創生ではないか。それを成し遂げるには、西九州自動車道が北部九州にとって、重要なつなぎのものになると確信している。このためにも、1日も早い整備をして頂きたい」と挨拶した。

今年度は、政府及び関係機関等に対し、適切な時期に提案活動を展開するほか、西九州自動車道の早期完成に向け、必要な整備予算を確保するための諸活動を展開するなど、関係機関と緊密な連絡をとりながら、建設の促進を図っていく提案書を、満場一致で採択した。

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