後志道・余市~仁木間3.3㌔ 3月23日開通

[caption id="attachment_15789" align="alignleft" width="300"] 後志道・倶知安IC方面を望む(昨年9月14日撮影)[/caption]

国土交通省小樽開発建設部は17日、倶知安IC~小樽JCTを結ぶ後志自動車道(62・4㌔)のうち、余市IC~仁木IC間(3・3㌔)を3月23日午後4時に開通すると発表した。あわせて開通区間に設置するICの名称を仁木ICに決定した。同日午前11時から、仁木町民センターで開通記念式、午後12時40分から開通区間の通り初めなどを開催する。

後志自動車道の余市IC~小樽JCTまで(延長23・3㌔)は2018年12月に開通済み。今回の開通により、札幌市~仁木町と新千歳空港~仁木町の所要時間はそれぞれ4分短縮する。

同区間の整備により、国道5号の市街地や線形不良区間を回避し、新千歳空港までの農産品輸送の流通利便性が向上し、効率的な物流ネットワークが構築される。また、ニセコ観光圏や神威岬、羊蹄山などの主要観光地と新千歳空港間の速達性が向上し、観光振興による地域活性化を支援する。主要渋滞箇所がある余市町市街部を回避する救急搬送ルートが確保され、医療施設への速達性の向上が期待される。

なお、小樽JCT~余市IC間の通行料金は有料、今回開通する仁木ICまでを含め、余市IC以南は無料となる。

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