[caption id="attachment_10358" align="alignleft" width="300"] テープカットの後、風船を飛ばし開通を祝った[/caption]
東日本大震災の復興道路として国が整備を進める三陸沿岸道路「南三陸道路」(延長7・2㌔)のうち、志津川IC~南三陸海岸IC間(延長3㌔)が20日、開通した。復興道路で初めて高速道路ナンバリング標識「E45」が設置された。
午後4時30分の供用開始を前に、南三陸海岸IC付近で、開通記念イベントや開通式が行われ、橘慶一郎復興副大臣、大野泰正国土交通大臣政務官など関係者約250人が出席し、テープカットやくす玉割り、約300個の風船を飛ばして、開通を祝った。
大野政務官は「南三陸町の豊かな水産物の輸送等にも大きな効果を発揮でき、地域活性化に繋がるものと期待する。一日も早い復興に向け、三陸沿岸道路の全線開通に向けて努めていく」と挨拶した。
開通区間は、11年3月の震災前に着工し、総事業費は約110億円。南三陸海岸IC~歌津IC間4・2㌔新年度中に開通予定。