復興道路・復興支援道路開通式へ 三陸沿岸道路・宮古盛岡道路待望の延伸


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三陸沿岸道路の宮古中央JCT~田老真崎海岸IC間(延長17㌔)と、宮古盛岡横断道路の宮古港IC~宮古中央IC間(延長4㌔)の2区間が、7月12日午後4時に同時開通した。


東日本大震災の復興を支える縦軸と横軸が岩手県宮古市で結ばれ、物流効率化による地域産業の支援や広域周遊観光の支援、災害時の代替性確保など様々な効果が期待される。


同日午前11時から、国土交通省三陸国道事務所宮古西防災ステーションで開通式典が開催され、御法川信英国土交通副大臣、達増拓也岩手県知事や山本正德宮古市長、県議会議員、市議会議員、佐藤克英東北地方整備局長、来賓の大島理森衆議院議長ら関係者約70人が出席。「宮古中央JCT」と「宮古港IC」の標識を披露する除幕やテープカットなどで開通を祝った。


御法川副大臣は「三陸沿岸道路と宮古盛岡横断道路がつながり、物流の効率化や地域の観光資源を生かした広域周遊観光の拡大に貢献するものと期待する。国土交通省として1日も早い全線開通を目指し、事業を推進していく」と決意を述べた。


達増知事は「災害に強い道路ネットワークが構築された。三陸沿岸地域の産業振興や防災に大きな効果を発揮するものと確信している」と述べ、山本宮古市長は「周辺地域から県立宮古病院へのアクセスが飛躍的に向上することから、『命の道』として重要な役割を果たすものとして期待している」と挨拶した。


今回開通した2区間は11年度に事業化。東日本大震災からの復興に向けたリーディングプロジェクトとして整備が進められていた。宮城県仙台市と青森県八戸市を結ぶ三陸道は、今回の開通で全長359㌔のうち、288㌔が開通し、岩手県内区間では約213㌔のうち、72%にあたる約154㌔が自動車専用道路でつながった。国土交通省によると三陸沿岸道路の全線開通は21年内の予定としている。


総事業費は、宮古中央JCT~田老真崎海岸IC間が約1078億円、宮古港IC~宮古中央IC間は約137億円。


※写真提供:三陸国道事務所

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