徳島南部自動車道で待望の初開通 更なる延伸に期待感 3月21日に徳島沖洲~徳島津田間

[caption id="attachment_10929" align="alignleft" width="300"] 徳島津田IC付近で行われた開通式[/caption]

徳島市から阿南市を南北に結ぶ徳島南部自動車道(延長22㌔)のうち、徳島沖洲IC~徳島津田IC間(延長2・4㌔)が3月21日午後5時に開通した。徳島南部自動車道で初めての開通となる。徳島津田IC付近では、開通前に約50台の一般車両が列をなし、午後5時の開通とともに続々と車両が走り初めに向かった。

開通に先立ち、午前10時から徳島津田ICで開通式典が開催され、飯泉嘉門徳島県知事や内藤佐和子徳島市長など沿線首長、県・市議会議員、国土交通省の丹羽克彦四国地方整備局長や国会議員など関係者約100人が出席。テープカットやくす開披、開通記念パレードで開通を祝った。この後予定されていた沖洲・津田両地区交流会と、開通区間をウォーキングするイベントは荒天のため中止となった。なお当日の開通式典は、四国地方整備局公式YouTubeチャンネルでライブ配信された。

今回の開通により、多くの企業が集積する沖洲地区から津田地区までの所要時間は、徳島環状線利用時より約11分短縮し、物流の効率化や企業間の連携強化などの効果が図られる。また、徳島市中心部の渋滞箇所を回避し、ドライバーの負担が軽減するなどの効果が期待される。

徳島南部自動車道のうち、NEXCO西日本徳島工事事務所が整備を進めている徳島JCT~徳島沖洲IC間(延長4・7㌔)は、今年度の開通を予定している。

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