NEXCO西日本四国支社が4車線化の整備を進めている、徳島自動車道・土成IC~脇町IC間(延長18・8㌔)のうち、「阿波PA付近」の7・5㌔が31日午後4時に完成する。
「阿波PA付近」の7・5㌔区間は、暫定2車線区間の解消に向けた議論がスタートした16年6月、全国4路線が選定された付加車線設置検証路線のひとつ。4路線の中では初の全区間4車線化を迎えることになった。
徳島県の飯泉知事は発表を受け、「既存区間と合わせ、約10㌔の4車線化が実現し、安全性や信頼性の向上など、高速道路の機能強化が図られることとなる。今後とも、徳島道が地方創生の基盤となるよう、一日も早い全線4車線化に全力を傾注して参りたい」と事業化から5年経たない短期間での完成を喜んだ。
土成IC~脇町IC間の残る7・7㌔が20年度、また、脇町IC~美馬IC間の一部、4・8㌔についても19年度に、財政投融資活用区間として事業化。NEXCO西日本が早期4車線化を目指して事業を進めている。