必要財源の十分な確保、早期完成を国交省に要望/京都府高速道路網整備促進協議会

 京都府高速道路網整備促進協議会(会長=山田啓二京都府知事)は、1月22日、京都府内の道路整備について青木一彦国土交通大臣政務官と深澤淳志道路局長らに要望を実施した。

 今回要望団の代表である山下晃正京都府副知事は、国土強靭化の計画的実施や社会インフラ点検の義務化など、地域の活力を支える事業を円滑に実施する為に必要な社会資本整備財源の十分な確保や、京都縦貫自動車道など府内の高規格道路網の早期完成、舞鶴若狭自動車道などの早期4車線化などを訴えた。

 この要望を受け、青木政務官は「京都は観光客が多く道路網の整備が大事であるし、道路がないと人も物も輸送できない。ミッシングリンクの解消については、全国の状況もにらみながら議論していきたい」と語った。

 また、深澤道路局長は「来年度の予算は維持補修が増え、新規道路の予算は少し減るが、必要なところには予算をつけるし、丹波綾部道路の完成については、ゴールデンウィークに間に合わせるのは難しいが、なるべく早く完成させる」と力強い言葉を発した。

 要望には、協議会の副会長である奥田敏晴城陽市長や西谷信夫宇治田原町長など府内の首長、議会議長などが参加した。

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