愛媛県3団体が合同要望　津島、宿毛内海、大洲・八幡道を早く

愛媛県四国縦貫・横断自動車道建設促進期成同盟会（会長＝岡原文彰宇和島市長）、国道56号一本松・宇和島間整備促進協議会（会長＝清水雅文愛南町長）、国道１９７号（大洲・八幡浜・西宇和間）高規格道路建設促進期成同盟会（会長＝大城一郎八幡浜市長）の３団体は８月８日、合同中央要望を行った。

岡原宇和島市長、清水愛南町長、大城八幡浜市長ら要望団は当日、国土交通省で尾﨑正直国土交通大臣政務官、吉岡幹夫事務次官、佐々木俊一道路局次長、財務省で宇波弘貴主計局長と面談。要望書を手交した。

要望書では、四国８の字ネットワークのミッシングリンク区間となっている津島道路と宿毛内海道路、愛媛県八幡浜市・伊予町と大洲市を結び四国８の字ネットワークに接続する高規格道路の大洲・八幡浜自動車道の整備促進を求めたほか、松山自動車道・松山ＩＣ～大洲ＩＣ間の早期４車線化も要望。激甚化・頻発化する災害に備えるとともに、地域経済の活性化を支える地方の高速道路ネットワークの整備推進と道路関係予算の確保、国土強靱化実施中期計画の年内策定も訴えられた。

尾﨑政務官は「要望項目はどれも重要。しっかり進めていく」と応じ、整備推進へ決意を語った。