NEXCO東日本はこのほど、高速道路の安全性またはサービスレベルの向上に活用・応用などが期待できる技術的な研究を、広範囲の分野から公募し、助成すると発表した。公募期間は来年1月13日まで。
対象となる研究は、共通テーマ「高速道路の安全性またはサービスレベルの向上に資する研究」と、特定テーマ「ポストコロナ時代・自動運転時代における高速道路の機能強化に資する研究」。のいずれかを選択する。
大学、高等専門学校などに所属する研究者を助成の対象者とする。ただし、学生または過去に本助成に採択された研究は対象から除外。
申込みは1人1件、共同研究の場合は1研究グループあたり1件で、助成額は1件につき300万円以内とする。助成対象の決定通知は21年2月末頃を予定しており、助成対象期間は決定の翌日から22年2月28日。
技術研究助成申請書の提出・問い合わせは、NEXCO東日本技術本部技術統括課内「技術研究助成事務局」〒100-8979千代田区霞が関3-3-2新霞が関ビルディング、TEL03(3506)0280。
昨年度の助成研究は22年11月頃HPで公表予定。18年度は、弘前大学教育学部の「高速道路の間伐材等を原料としたメソ孔活性炭に関する研究」や、北海道大学大学院理学研究院の「高速道路上における吹雪ポテンシャル予測技術の開発」などが採択されている。