[caption id="attachment_2450" align="alignleft" width="300" caption="財務省で宮下副大臣に要望書を手交する伊藤会長(鹿児島県知事)"][/caption]
南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=伊藤祐一郎鹿児島県知事)など4団体はこのほど、国土交通省や財務省を訪れ、南九州西回り自動車道の整備促進を求める要望活動を実施した。
同協議会会長の伊藤知事をはじめ、副会長の蒲島郁夫熊本県知事、渋谷俊彦出水市長や西田弘志水俣市長ら関係首長と、両県議会議長ら関係者35人が参加。
伊藤知事らは、本年度、新規事業化された阿久根川内道路の整備促進のほか、芦北出水道路、出水阿久根道路の早期完成に向けた予算確保などを要望。国交省で対応した太田昭宏大臣は、「まだ完成の日程は決まっていないが、できるだけ早く発表できるくらいまで持ち込めるよう頑張る」と意欲を述べた。
要望後、伊藤知事は「阿久根~川内間が早くつながらないと全体の効果が薄い。残事業費は1200億円前後だと思うが、年間200億円で6年間くらいをめどに精一杯努力する」と述べた。財務省では、宮下一郎副大臣と面談。伊藤知事らの要望に対し、宮下副大臣は「ミッシングリンクが何年後に解消するかを示すことは、地方が元気になる原動力」と述べ、国交省と連携し、応援していくと対応した。