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ＮＥＸＣＯ中日本が進める新東名高速道路・御殿場ＪＣＴ～浜松いなさＪＣＴ間（延長約１４５㌔）の６車線化事業うち、新静岡ＩＣ～藤枝岡部ＩＣ間上り線（約19㌔）と、長泉沼津ＩＣ～藤枝岡部ＩＣ間下り線（約72㌔）の６車線化運用が、７月16日10時より開始されることが決まった。16日の閣議後会見で赤羽一嘉国交相が明かしたもので、赤羽国交相は「計画の実現に向け、大変大きな一歩となる」と期待を込めて語った。
新東名高速道路の６車線化事業については沿線、近隣自治体はもとより、日本の物流の根幹をなす東名、新東名のスムーズな運行を求める経済界等からも早期実現の要請が強かった。
全高速では、新東名の機能強化を総会決議に盛り込み、18年５月に菅義偉官房長官、石井啓一国交相（当時）に６車線化の実現を要望。その後、同年６月に閣議決定された「未来投資戦略２０１８」で、物流の生産性向上等を講ずべき施策として新東名６車線化が位置付けられ、これを受け同年８月、国がＮＥＸＣＯ中日本に対して事業許可を行った。
残る区間も鋭意工事が進められており、今年度中には御殿場～浜松いなさ間の６車線化は完了する予定となっている。
