新東名高速道路建設促進協議会 早期全線開通に向け促進大会 大会後、国交省へ要望活動

[caption id="attachment_8833" align="alignleft" width="300" caption="青木国交副大臣に要望する黒岩神奈川県知事"][/caption]

神奈川、愛知、静岡3県と、名古屋、静岡、浜松3市で構成される新東名高速道路建設促進協議会(会長=黒岩祐治神奈川県知事)は11日、東京・平河町のJA共済ビルで、新東名高速道路の早期全線開通に向け促進大会を開催した。

協議会会長の黒岩知事をはじめ、来賓の国土交通省の池田豊人道路局長、高速道路機構の渡邊大樹理事、NEXCO中日本の宮池克人社長、国会議員など関係者約130人が出席した。

大会で黒岩会長は、「来年開催の東京2020オリンピック・パラリンピックなど国際的なイベントを契機に、神奈川、静岡、愛知の魅力を世界に発信するとともに一層の経済の好循環を牽引していきたい」と挨拶。「そのためには新東名をしっかり繋げていくことが大変重要。まずは事業中区間の早期開通、未だにルートが決まらない海老名南JCTから東側に向けても計画の具体化を図っていく必要がある」と強調した。

星野剛士、細野豪志両衆院議員などの祝辞の後、愛知県の近藤智展刈谷市副市長が「更なる地域の発展を目指して」をテーマに意見発表を行った。

続いて、神奈川県の高橋昌和秦野市長が大会決議を朗読。①現在事業中の伊勢原JCT~御殿場JCT間について前倒しできるよう事業を強力に推進すること②静岡県区間の6車線化事業の着実な推進と、神奈川県・愛知県区間の早期6車線化事業に着手すること③海老名JCT以東区間について早期に計画の具体化を図ること等を骨子とする決議は、満場一致で採択された。

大会後、黒岩会長は沿線自治体の首長らとともに、国土交通省の青木一彦副大臣のもとを訪れ、要望活動を実施。青木副大臣は「新東名・東名は、日本の大動脈、生命線だと思っている。6車線化事業の推進はもちろんのこと、1日も早く新東名が完成するよう頑張ってまいりたい」と応じた。

パーマリンク